初めての抗がん剤はやはり副作用がかなりキツく
初日の夕方は吐き気が酷く、身動きするのも辛く、何も食べれず、抱きまくらにしがみついてひたすら耐えていました。
再発リスクを少しでも下げたほうが良かんべと、ノリノリ(?)で抗がん剤治療を始めたのにも関わらず、その日は始めたことを後悔するレベルでした。
正直、乳房全摘手術よりも数倍キツかったです。
今は4日ほど経ち、雑炊ならそこそこ食べれるくらいに回復して、また治療にノリノリなマインドに戻り、ちょっと心境を残しておこうかなという気持ちになりました。
何というか、ここまで具合が悪いと、24時間全神経が自分に向くんですね。
全神経を集中して自分の胃のムカムカの波を観測するわけです。
不思議と息を吸っているときは楽で、吐いているときに辛いんだというのは発見でした。
(まぁ、ずっと吸っているわけにはいかないんですが😇)
そして少しでも楽な瞬間を見逃さず、その瞬間に恐る恐るアクエリアスをそっと流し込む。
今まで自分の身体とこんなに真剣に対話したことがなく、後になってあれは究極のマインドフルネスだったのではないかと後になって思った次第です。