私は(自分に非があると気が付いたときは)わりとすぐに謝るほうだと思います。
(そんなことないよという方、いらっしゃったらごめんなさい。←これ)
(いま思い返したら、そうできなかった時期もありました。ごめんなさい。←これも)

それが良いことか悪いことかは、とりあえず置いておいて、

「なぜこの人は謝らないんだろう」と感じてしまうことがありまして、
そう感じた自分に腹が立ちました。
勝手に自分の理想像(謝ること)を押し付け、そうでないからといって不満を感じてる、そんな自分の理不尽さに。
(パートナーのことではないです。念のため・・・。)

じゃあそもそも、何で私はすぐに謝るんだろうと振り返ってみて、ふと気が付いたのは、
謝ることを受け入れてもらえる社会でずっと生かされてきたことだったんです。

家庭で、学校で、友達との間で、職場で。

許されるか許されないかはさておき(許してもらえることのほうが遥かに多かったです)、
謝罪に耳を傾けてもらえる環境にずっと身を置いてきた。

そのありがたさに気づきもせず、
当たり前だと思っていたからこそ、
人に理想を押し付けてしまうのかなと。

相手の置かれていた環境はわからないし、決めつけるつもりもないんですけれど、
人に理想を押し付けてしまいそうなときは、
そもそも自分が置かれてきた環境をちょっと振り返ってみる価値はありそうです。