生まれて初めて作ったプログラムを再現しました。

中3のとき、技術の授業でBASICを習いました。
線を描く命令、円を描く命令、繰り返し命令、
の3つだけを教えてもらって、好きにプログラムを書いてみましょうという授業でした。

まず顔を描いて、目を動かそうと思ったんですが、
プログラムを書き間違えて、目が水滴みたいな形になったんです。

で、「あっ間違えた!」と思ったんですが、
「でもこの形おもしろい!」と思い直して、
位置と色を変えて涙に見えるようにしました。

それからボールが飛んでくるプログラムを書き加えて、
それがぶつかって泣いちゃうことにしました。

授業の終わりに先生が
「みんなが作ったプログラムを見てみましょう~!」
と言って、一人ひとりが作ったプログラムを再生したんです。

そして私のプログラムが再生されたとき、
クラス中が「あははーーーっっ!!!」と笑いました(^^)
みんなが綺麗な幾何学模様を描いている中、キャラクターを描いたのは私だけだったんです。

そのとき強烈に「プログラミングって、むちゃくちゃ面白い!!!」と思いました。
たった3つの命令の組み合わせで、無限にいろんな表現ができる。
まるで子どものときずっと遊んでた、種類の少ないお下がりの古いレゴブロックみたい。

その授業の後、私は進学希望先を普通科の女子校から、工業系のほぼ男子校に変えて、先生と親を驚かせました。